あけましておめでとうございます……というか、1年以上ブログを放置してすんません。
ブログを上げるからには写真を貼らなければ、という気負いのせいか気軽に投稿しなくなっておりました。しばらくは文章の練習も兼ねて投稿頻度を上げようと思います。
閑話休題、今回の話題であるモバイル機器ですが、最近は安価なMVNO SIMも普及しているので、Wi-Fi通信仕様のタブレットとモバイルルータとを組み合わせて使う方も多いかと思います……まあ、私がそうだという話なのですが……。で、モバイルルータのバッテリーも容量が限られているので、使わない時間は原則的にタブレットをスリープモードにし、モバイルルータの電源を切ることになります。モバイルOSって起動にけっこう時間がかかるんですよねえ。
一方でモバイル機器の代表格であるスマートフォンは移動体通信(今はLTEが主体ですね)により常時通信が可能ですので、モバイルOSは受信メール等のプッシュ通信を監視するためにスリープ中もバックグラウンドで通信する仕様が主流です。この場合はOSが移動体通信の電力も制御できるので、少なめの電力でバックグラウンド通信ができます。
ところが多くのタブレットはスマートフォンと同じOSで動いています。つまりモバイルルータの電源が切れて通信のあてがない場合でも、タブレットはスリープ中に通信を試みてしまい、無駄にバッテリーを消耗することになります。
このため私はタブレットをスリープモードにする直前、わざわざ機内モードに設定してバックグラウンド通信をされないようにしています。
いっぽう、元来モバイルOSではなかったWindowsはこういった問題と無縁だったのですが、最近の一部Windows8.xマシンではInstantGoと呼ばれるバックグラウンド動作の仕様が策定されました。これは特定のハードウェアおよびアプリでモバイルOSと同様にスリープ中のバックグラウンド通信をするものです。
これは例えばタブレットやノートPCを屋内でのみ使用しWi-Fiの電波に常時浴している環境ならばよいのかもしれませんが、ここで前提にしているようにモバイルルータと組み合わせて使う場合は無駄にWi-Fiがバッテリーを消耗することになりかねません。
また一部の環境ではバッテリー消費量が大きくなるようで、マイクロソフトが宣伝するような低電力のバックグラウンド通信は必ずしも実現できていないようです。
こういった状況からつねづね思うのは、スリープ中の挙動に、モバイルルータとの組み合わせを前提としたプロファイルを追加してもらえないだろうか、というものです。
いえね、電源オプションに「スリープ中は自動的に機内モードに切り替える」という項目を追加してもらうだけでいいんですよ。それだけでモバイルルータのユーザーは余計な手間から解放されると思うのです。
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